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我が家には3歳と1歳の息子(※)がいます。
※ブログではじゃじゃお、じゃじゃすけとしています。


先日、家のトイレにじゃじゃおを連れて行った時のことです。


無事に用を足すことができまして、ふぅとひと段落した彼が私に言った言葉…


「ペーパー。」


…ぺ、ペーパー?!


紙を通り越してペーパー。


どうも、PAPERじゃじゃまるです。


前回は、移植を待つ日々についての内容でした。今回は生体肝移植の内容となります。


※この闘病記は、2016年10月にバッドキアリ症候群を告知されてから現在に至るまでを振り返って綴っています。

移植患者との出会い

生体肝移植の手術日を迎えるまでに、偶然ですが肝臓移植された方と出会うことができました。


病院で開催された肝臓セミナーに参加されていたのですが、その方は70歳ぐらいの男性で、たしか肝硬変による肝臓移植だったと思います。移植方法は生体肝移植で、2018年2月頃に手術したそうです。


手術前は腹水も多量で体調も優れない状態だったようですが、お会いした時はとても元気そうにされているのを見て、移植を受ける身としてすごく希望が湧きました。


そして、ありがたいことに、


「若いから大丈夫!私でさえ、こんなに元気になったんだから。」


と、励ましの言葉もいただきました。肝臓移植を行うことになった経緯は異なるものの、実際に移植された方の話を聞くことができて本当に良かったと思いました。

生体肝移植の説明

主治医から生体肝移植の詳細について説明されました。


手術の流れ、術後の経過等が説明されましたが、特に気になったのは合併症でした。合併症の例としては、

 ①出血
 ②血栓症
 ③肝不全
 ④感染症
 ⑤消化管合併症
 ⑥胆管合併症
 ⑦胸腹水
 ⑧拒絶反応
 ⑨手術の体位による皮膚障害や四肢の末梢神経障害
 ⑩その他(肺炎、尿路感染症、腸炎、ウイルス感染症等)

が挙げられ、その中でも感染症と拒絶反応は特に注意して見ていく必要があるとのことでした。


そして、もう一つの気になったこと。それは、生存率です。


この病院での統計になりますが、移植後の生存率は、

 1年生存率:約86%
 3年生存率:約80%
 5年生存率:約75%

という数値だそうです。この数値が高いとみるか低いとみるかは人によって変わると思いますが、私としては高い数値だと感じました。


まずは1年ですね!

生体肝移植当日

ついに移植日を迎えました。


手術は朝の8時30分頃から始まり、レシピエントの手術時間はだいたい10~12時間程度とのことです。


手術室は、ドラマで見る手術室に似ていました。そして、手術台がものすごく柔らかい。長時間同じ姿勢でいるので、体への負担を少なくするためだと思いますが、率直に家に欲しい。たぶんですが、あれは売れる。


移植手術は全身麻酔による手術で、予定では私が目を覚ますのは手術日から2・3日後です。


今まで大きい手術などしたことがないため全身麻酔は初めてですが、体験した方は、

 ・麻酔直後にストーンと落ちる
 ・10秒後くらいにフラっとした感覚になり落ちる
 ・そもそも記憶がない

など、多々あるようです。


私の場合ですが…


 ・執刀医に「よろしくお願いします。」と言いたくて頑張ったが、麻酔直後に「よろしくおね…」で落ちる


でした。間に合いませんでした。いや、麻酔ってすごいですわ。


そんなこんなで始まった移植手術。果たして、何のトラブルもなく無事に終わることができたのか。


続きはまた次回に。


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