どうも、じゃじゃまるです。
前回の闘病記は、入院した時の検査の内容についてでした。初めての検査が多く、非常に緊張した検査の連続でした。今回は、さらに実施した検査についての内容となります。
※この闘病記は、2016年10月にバッドキアリ症候群を告知されてから現在に至るまでを振り返って綴っています。
小腸カプセル内視鏡検査
上部消化管内視鏡・大腸内視鏡で胃、食道、大腸を検査しましたが、念のため小腸も検査することになりました。小腸の検査ですが、小腸カプセル内視鏡による検査でした。
小腸は口からもお尻からも距離があり、従来の内視鏡での観察がなかなか難しい箇所にあるため、「暗黒の臓器」と呼ばれていました。そこで小型カメラが内臓された小さなカプセル(この病院では、長さ26mm、幅11mmの飲み込み式の内視鏡でした)を飲み込み、消化管の自然な動き(蠕動運動)によりカプセルが消化管を通っていく中で写真を撮ることにより病変を確認する小腸カプセル内視鏡が登場しました。
身体への負担が少ないため、内視鏡に抵抗がある私にとってはすんばらしい開発だと感動しました。が、カプセルを見たときに思ったんです。
「これ、飲めるんかいな…」
ざっくり言うと、カプセルは親指の先から第一関節くらいまでの大きさ。多少ビビった私だったんですが、ふと考えたんです。
焼き肉で割と大き目のホルモンを食べるとき、どうしても噛み切れなかったらどうするか。
…そのまま飲む。
ということで気合で飲みました。ちなみに飲んだ後のカプセルですが、いずれ便と一緒に出てくるということです。ただ、稀に狭窄によってカプセルが通らず、体内に残るケースがあるとのこと。そうなった場合は、内視鏡、または、腹腔鏡下手術、または、外科的開腹手術等によってカプセルを取り出すようです。案外おっかないですね。
気になる検査結果ですが、特に小腸に異変は見られないということでした。
ん、カプセルは出てきたのかどうかですか?
…その後、カプセルを見たものは誰もいない。
※念のためレントゲンで確認しましたが、体内にはありませんでした。どうやらいつのまにか出ていたようです。
造影超音波検査
造影超音波検査は、超音波用の造影剤を静脈に投与しエコーを行うものであり、より詳細な診断が可能となる検査です。前の病院でエコーを行った際に肝臓に複数気になる所見があるとのことだったので、今回検査することなりました。
通常のエコーと同じく、数秒息を止める必要があるんですが…いや、これがなかなか辛くてですね。検査中は担当医と検査技師2名の方がいらっしゃったのですが、私の肝臓の病変に、
この部分はどーのこーの、
とか、
ここはあーだこーだ、
と夢中に話してまして…
あのー、私さっきからずっと息止めてるんですけど…
もう息持たないんですけど…
と、そんな私に気づいてくれたようで、
「あ、ごめんなさい。もういいですよ。」
ええ、どうも気づいてくれてありがとうございます。感謝してます。さんくゆー。
検査結果ですが、気になっていた箇所は悪いものではなさそうだとの見解に。とても安心したのを覚えています。
…検査当時はね(意味深)。
検査を通して
2018年6月末から入院し、7月末にかけて前回と今回の闘病記で載せた検査を行ってきました。
検査結果ですが、やはり胃と食道にできた静脈瘤がとにかくひどい状態だったので、この静脈瘤をどう改善していくかが治療の肝となりました。
今後の展開ですが、治療方法をどうするかということで、移植以外にもいくつか挙げられることになります。
続きはまた次回。
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