どうも、じゃじゃまるです。
前回は、食道静脈瘤の破裂による吐血で入院した時の内容でした。今回は退院後についてです。退院後しばらくして、またもや衝撃を受けることになります。
※この闘病記は、2016年10月にバッドキアリ症候群を告知されてから現在に至るまでを振り返って綴っています。
退院後
2018年4月に退院しましたが、入院前に飲んでいた抗凝固薬(ワーファリン)は食道静脈瘤からの出血のリスクがあるため中止となり、利尿剤と肝臓の薬、そしてサンメールという食道や胃の粘膜を保護する薬(注:飲む人によって様々と思いますが…とってもおいしくありませんでした^^;)が処方されることになりました。しばらく経過観察となりましたが、退院してからは大きく体調を崩すことはなく、日常を過ごしていました。
通院時の検査にて
毎月通院して経過観察していましたが、2018年6月の通院時、主治医からエコー検査の結果について話がありました。
「肝臓に怪しいものが複数見られます。癌の可能性もゼロではないので、MRIの予約をとって検査しましょう。」
…マジすか。癌ですか。それはちょっと想定してないっす。
正直、体調はすごく悪いわけではなかったので、まさに青天の霹靂。バッドキアリ症候群は病状が進行すると肝細胞癌を合併することがあり、私の場合はどうやらその可能性があるようで。
後日MRI検査を行い、その結果を聞きました。
「MRIの検査結果を確認しましたが、この検査では良性のものか悪性のものか判断つきませんでした。ですが、以前エコーでは見られなかったものができていることもあり、症状は進行していると判断できます。治療としても、やはり移植を検討する段階にきています。」
バッドキアリ症候群を告知され約1年半、もちろん最悪な状態を想像したこともありました。ただ、バッドキアリ症候群になっても、何十年も症状が進行しないまま生活できているケースもあるし、私自体も告知された当時は生活に支障がないレベルであったこともあり、あまり深くは考えてきませんでした。
が、もうそういうわけにはいかない。私自体が移植できるという確証はもちろんありません。ですが、根治を目指すために移植手術が可能な病院に転院することを決めました。
今思うこと
転院前の主治医ですが、本当に感謝しています。移植という道を示してもらったことで今の私があるわけですし、最終的に私自身納得して治療できたということが大きいです。もちろん移植が最善の治療だったのかは現状ではわかりません。リスクも大きい手術であることは間違いないので。ですが、これが最善だった、といえるように今後生活していくことが大切なことだと考えています。